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2011年08月14日

Blue Mars Liteオープンβテスト開始


Blue Mars Liteのオープンβテストが始まりました。
Blue Mars LiteとはiOS版のBlue MarsをPCやMacで表示できるようにした物です。それに今までに無かった新しい機能として、3D chat roomが追加されています。Googleストリートビューを背景データとして使えるのが特徴のchat roomです。この機能を使えばマイアバターも実写の世界に行けるわけですね。

もう少し詳しい説明は4Gamer.netのこの記事に載っています↓
「Blue Mars Lite」オープンβテスト開始,Google Mapストリートビュー機能を使って世界中を訪問できるAR型のMMO空間で遊ぼう


iOS版と同じアバターカスタマイズ関係の機能も色々あるし、新しい顔作り機能もあるようですが、今回はそこを飛ばして好きな場所の3D chat roomを作ってみましょうか。アバターデータはBlue Mars本体と共有されているので、前からBlue Marsをやっていた自分はアバターを作り直す必要がないのです。Blue Mars Liteのデフォルト3D chat roomにはワイキキ、ニューヨーク近代美術館、ラスベガス、パリ、渋谷のストリートビューが登録されています。そことは違う場所に行きたい場合は、新しい3D chat roomを作る事になります。


それにはまずあらかじめWebでGoogleマップを開いてストリートビューのURLをコピーしておき、


Blue Mars Lite起動後に出るメニューの「Create new room」ボタンを押し、"Street View URL or PanoID"に、ストリートビューのURLをペースト。
そのほかルーム名や最大参加人数などを決めてCreateボタンを押すと、希望したロケーションの3D chat roomが出来るんですね。(ユーザーが作った3D chat roomは中に誰も居なくなると自動的に消えるようです)


Googleストリートビューは360度見渡せるパノラマビューなので、カメラもなかなか自由に動かせます。アバターを移動してマップの先に進んで行く事も出来ますね。


さて・・・、とっさに行きたい場所が思いつかなかったので取りあえず東京駅にやって参りました。ここからまた別の所にいってみようかな。さてどこにしよう・・・・。そういえば今はお盆。世間では帰省の時期なんですよね。自分はお盆が休みというわけじゃないのでピンとこなかったんですけど。せっかくだからこのBlue Mars LiteとGoogleストリートビューを使って帰省してみようかな。

なにしろ就職して以来、
1度も実家に帰ってないですからね!


正月やゴールデンウィークの休日出勤も良くある業界だし、休みの日は自分の作品を作らなきゃならないから全く実家に帰ってる暇が無いのです。しかしもう何年帰ってないだろう・・・・。それはさておき今ここでの問題は、自分の実家が物凄い田舎だという事です。どう考えてもGoogleストリートビューのデータがありそうに無い・・・・。

・・・・・Googleマップで検索中・・・・・

・・・・やはり、さすがに実家の最寄り駅はストリートビューになってなかったか。この時点で実家に帰るのは無理w しかし何と実家1つ手前の駅はストリートビューで見られるようです! 

ここです。ここがGoogleストリートビューの中では実家に一番近い駅です。新幹線が停まる町のストリートビューがあれば良い方かなと思ってたぐらいなので、この超田舎ローカル線の駅がある時点でビックりしましたよ。懐かしいな・・・。この近くには自分が通ってた高校があるんですよね。高校まで歩いて行けるかな?小道は通れないからちょっと遠回りすることになるけど・・・・。

あったw 出身高だ。全くいい思い出が無いのが特徴の高校となっております。あまり長居したい所じゃないです。 もっと先に進んでみよう。

典型的な田舎道ですね。ここからさらに15kmほど山の方に進めば自分の実家に辿りつくはずです。

この辺りが実家に一番近い地点かな。
Blue Mars Lite&Googleストリートビューでの帰省計画はここで終了。Google未踏の地、ネット上でも秘境なのが私の実家です。果たして自分が実家に帰る日は来るのでしょうか・・・・。
でも思ってた以上に実家に近い所まで来れました。ストリートビューは大きな都市しか登録されて無いものと思ってたんですけど、今は相当な田舎町まで見れるようになってるんですね。驚きの情報量です。

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ちなみにBlue Mars Liteにはアバターやアイテムの検索機能があります。そこでわたくし古葉雪丸を検索したい場合はkaluruで検索してください。Blue Marsでも私のアバター名はYukimaru Kobaなんですけど、ユーザー名はkaluruで登録しました。アバター検索で検索できるのはユーザー名の方になってるようです。  


Posted by 古葉雪丸 at 21:23Comments(0)Blue Mars

2011年07月31日

BlueMars-BeachCityの土地

お久しぶりですユーザーコンテンツ制作型仮想世界の旅人、古葉雪丸です。

最近はもっぱら完全にオリジナルなCG作品の制作をしているんですけど、
実はもう半年ぐらい前にBlue Mars内のBeach Cityに土地を借りているんです。

それも今まで仮想世界で借りた土地の中でも一番広い面積があるんですよ。

この土地に自由に建物を作っていいんですけどね。作ってる時間が無いのです。仕事も忙しいし、他の自主制作作品も作らないとならないしで・・・・。

真ん中の四角い枠の中が自分の土地。それにしても凄く・・・・・広いです。

ここに建物を作るとしたら、その中にはアバターアイテムショップの他に、イイ感じのスクリーンショット撮影ができるスタジオなどを設置したいと思ってます。撮影の専用ポーズや様々な背景を作って、色んなバリエーションのスクリーンショットが撮れる空間にしたいですね。

しかし、まったく制作時間が確保出来ないので全然作れる気がしませんw

時間が欲しい~!  


Posted by 古葉雪丸 at 23:20Comments(0)Blue Mars

2011年03月26日

BlueMarsのデフォルトヘアスタイルを作りました

2月中旬から2月末までのあいだ、仮想世界Blue Marsではデフォルトアバター用のアイテムを募集していました。
私はちょうどその頃、Blue Mars用ヘアスタイルを作っていたので、それを応募してみたところ、見事デフォルトアイテムとして採用されましたよ。
デフォルトアイテムになったのは、このヘアスタイルです。



形状は2種類で、それぞれブラック、ブラウン、ブロンドの3色のカラーバリエーションがあります。
この画像のモデルが中性的な顔立ちなので、もしかしたら間違われる方もいるかもしれません。念のため申し上げますと、これは男性用のヘアスタイルですよ。


いまBlue Marsで男性アバターを使うと、アイテムリストに私がセットしたヘアスタイルが必ず入っているわけですね。
私が作ったデフォルトヘアスタイルにはZ#roadという名前が付いています。



なお、初期のiOS版Blue Marsでは半透明オブジェクトの描画があまり上手くいかないようだったので、この2タイプのヘアスタイルでは透過マップ(アルファ抜き)を使うのをやめました。細い毛もポリゴンで形作っています。
しかし、iOS版の描画能力は日々改良されているようで、最新のiOS版BlueMarsでは透過マップを使った髪の毛も、なかなか綺麗に表示できているようです。レンダリングコストは掛かるようですが・・・。
(このブログに貼ってあるBlue Marsの画像はPC版のものです)  


Posted by 古葉雪丸 at 16:55Comments(0)Blue Mars

2011年02月02日

BlueMarsの店オープン!


2011年1月28日から、仮想世界BlueMarsShadeCityにあるマイショップに品物を並べ始めました。


この日が男性アバター専門店Z#Road、BlueMars店のオープン日という事になりますね。
以前このブログで宣言した通り、何とか1月中にオープンできましたよ。


最初の品揃えは、まずこのようなジャージの上下。

カラーバリエーションは5種類作りました。
BlueMars店、最初の服をジャージにした理由、「ジャージエボリューション計画」の事はいずれまた機会をあらためて説明したいと思いますw

そしてBlueMarsでは珍しい、中性的な男性のスキンとシェイプ。

シェイプの方は細身で女性に間違えられるような顔なので特徴がはっきりしたものになっていますけど、スキンにはそれほど強い癖がないので他の色んなシェイプと組み合わせて使えるんじゃないかと思います。

ヘアスタイルは3種類の形状とブラック、ブラウン、ブロンドという3色のカラーバリエーション、+αを用意しました。

この画像だと陰影があまり無いように見えますけど、それは店内の照明が暗いからです。電力が弱いのかな?(w)

明るい所だとちゃんとハイライトもクッキリ入ってメリハリがあるヘアになっています。



あと片膝を立ててしゃがむアニメーションも作りました。椅子が無い所だとずっと立ちっぱなしになりますからね、それは疲れるだろうと。

それは半分冗談としてスクリーンショットを撮るときに、しゃがみポーズがあるとフレームに全身を収めやすくなったりするので使い勝手が良いと思います。


ちなみにBlueMarsではアイテムを購入する前に試着してみる事ができます。

↑このTRY ONというボタンを押せば一時的にアバターにアイテムが装着されます。

アイテムが展示されている場所から5メートルぐらい離れると試着は終わりになるんですけど、その5メートルの範囲内に置いているアイテムなら色々組み合わせて試着する事も出来ます。


これはPortTownというShadeCityとは別のCityに行って撮ったスクリーンショット。いい撮影スポットを探して自作アバターを撮影するのは面白いですね。


・・・ふと、このブログの過去記事を調べたところ、すでに2008年2月23日にはBlue Marsでアイテム制作をしたいと書いていました。もう3年近く前ですか。こうして計画通りにBlueMarsでもアバターショップを作る事ができて、ようやく念願が叶ったという訳ですね。
自分はこれからしばらくBlue Marsでのアバターアイテム制作を続けようと思います。

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追記:残念ながらShadeCityの区画レンタル料が払えなくなってしまったので、現在この店は無くなってしまいました・・・。  


Posted by 古葉雪丸 at 00:59Comments(14)Blue Mars

2011年01月17日

Blue MarsはiPhoneへ

Blue Marsは今後、iPhoneやiPadで利用できるようなサービスになっていくようです。

Avatar Reality Restructuring

Blue Mars Becomes iPad & iPhone-Focused Virtual World

Facebookと連動して、着せ替えたアバターを評価できるようになるらしいですね。しかし、それを成り立たせるには多くのアバターパーツが必要になると思うんですけど、そのアバターパーツはやっぱり自分のような立ち位置の者が作るの、かな・・・?

今回あった発表によって自分がBlueMarsでやる事は、基本的には変わらないと思います。当面は男性アバター用のアイテムを作っていく予定ですよ。もしかしたらアイテムの作り方や販売の仕方などはiPhoneでの利用に対応して、なにか変更する必要がでるのかもしれませんが、詳しいことはまだ分かりません。まずは出来るだけ早くShade Cityのショップを開店できるように、アイテム制作に励みたいと思います。  


Posted by 古葉雪丸 at 23:16Comments(0)Blue Mars

2011年01月13日

Blue Marsショップ工事中


2010年12月28日、Blue Mars内Shade Cityに場所を借りて自分のショップを作り始めました。冬休み中に内装を作っておきたかったのです。


↑地図上ではこのあたりですね。ショップ名はZ#road。今まで他の仮想世界でやってきた通り、男性アバター専門の店になります。なお2011年1月13日現在、まだ品物の準備が終わっていないので開店はしていないですよ~。今この場所に行っても売り物は何も置いていませんw


以下はショップ内装を作っていく過程の画像です。

借りたばかりの店内。インテリアをどう配置するか考え中。



ショップ内装の制作はCOLLADA形式の出力ができる3DCGソフトでオブジェクトを作り。


Blue Mars Item Editorでシェーダーの設定。


Blue Mars Shop Editorでオブジェクトの配置、という流れになります。
マネキンやハンガー、テーブル等、ショップを飾りつけるための内装データは合計で2MB以下、使えるシェーダー数は30以下のようです。


これはまだ制作途中の内装ですが、ライティングとマネキンの配置をチェックするためにBlue Mars内にアップロードしてみました。
そうしたら店内に透明な壁があってマネキンに近づけなかったですよw


オブジェクトを取り囲むバウンディングボックスがアタリ判定になるのですけど、自分はうっかりそれを考慮しないで大きなL字型のテーブルを作ってしまったのです。だからL字のくぼみ部分に近づけない><
雪丸はとんだドジっ子ですね~。でもすぐにL字を二つの長方形に分割して直したので今は大丈夫ですよ。


内装はとりあえずこんな感じかな。すごい髪型のマネキンに見えるかも知れないですけど、これは壁に観葉植物がくっついているんですよ。自分でデザインした宇宙植物(?)です。
今のところ店内の照明はあまり思い通りになってません。影を落とせるライトが配置できなかったり、点光源はHairシェーダーに影響しないので強く出来なかったりとかで・・・・。理想より暗めの照明になってます。



さて後は看板です・・・・。まず最初はSecond Lifeの時にPhotoshopで作ったロゴを改良してみたんですが・・・。どうもインパクトが弱いかな?


この時、ちょうど年が明けて2011年1月1日。そこで、せっかくだから新年の書初めを兼ねて毛筆で看板を書く事にしました!
小学生の頃にあった習字の時間。あの時間を活かせる機会がようやくやって来たのです。
実は習字はかなり下手だったんですけど、気にせず挑戦しましたw


大丈夫、今の自分にはPhotoshopがあります。小学生の頃には絶対に使えなかった強力な反則技。Photoshopで文字のバランスを修正すればきっと何とかなるはず・・・・。がんばれPhotoshop。

最終的に習字道具で60枚ぐらい書きました。その中から一番良いのを選びPhotoshopで修正した結果がこれです。


・・・・うーん、これか・・・・。
小学生の頃から全く成長してない・・・。やはりPhotoshopではゴマかせなかったか。それにちょっと光らせ過ぎたかな?
ショップの飾りつけは今後も改良していきましょう。

ちなみにこれらのショップインテリアはあくまでも飾りなので、アイテムを販売するだけなら必ずしも作る必要はありません。Shelfさえ配置しておけば品物は表示されます。


このBlue Marsの新しい自分の店は、出来れば1月中にオープンしたいですね。オープン時には出来るだけ多くの品物を用意して一気に展示する計画です。  


Posted by 古葉雪丸 at 01:32Comments(2)Blue Mars

2010年12月23日

BlueMarsに向けてソラマメを有料プランに切り替えました

ソラマメブログで有料アイテムの宣伝をする場合は有料プランにしないと駄目だという事で、このブログを有料のLIGHTプランにバージョンアップしました。


次世代メタバースBlue Marsに私の店をオープンする計画だからです。Second Life生まれの私の店「Z#road」は男性アバターアイテムの店。そのZ#roadのBlue Mars支店を正月休み明けぐらいに開こうと思って、いま品物を作り溜めている所ですよ。

現在このような中性的な男性用スキン&シェイプやヘアスタイル、ジャージなどが出来てきてます。



これらのアイテムの形状やカラーリングはまだ修正していく予定です。

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Twitter
こういった日々のCG制作の様子はTwitterに結構細かく書き込んでいますよ。Twitterには仮想世界での活動の他に、オリジナルCG作品のブレインストーミングや、その日に見た夢の話など雑多な事も書き込んでいるので、他の人が読むのはあまりお勧めしない方がいいの知れませんが・・・・。

なおTwitterでの自分の名前はkaluru(雪猫カゥル)です。

kaluru(雪猫カゥル)のTwitterプロフィール

あと最近は、何か新しい作品が出来た時は最初にこのTwitpicに画像をアップする場合が多いですね。

kaluru(雪猫カゥル)のTwitpic


では、この年末年始の休暇はBlue Marsのショップ制作に費やそうと思います。  


Posted by 古葉雪丸 at 21:09Comments(0)Blue Mars

2010年10月24日

しばらくBlue Marsでいこう

久しぶりにニュースサイトにBlue Marsの記事が出てました。

デジタルコンテンツEXPO 2010】3Dクリエイターが創り上げていく次世代メタバース「BlueMars」
http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=2283

そのセミナーのUSTREAM
http://www.ustream.tv/recorded/10210066


”橋本氏は「BlueMars」のプレゼンテーションを行いながら、「日本人のクリエイターが作るアイテムは、レベルが高く人気を集めているが、参加者が少ない」として、参加を促しました。”
ふむふむ・・・・。



そしてBlue Mars Blogで私の事が紹介されていました。
http://blog.bluemars.com/2010/10/blue-world-style-japanese-developer.html

私はしばらくの間、日本製仮想世界の中にいたので海外のブログで紹介されるのは久しぶりですね。
一箇所Yukimaru Sobaって名前を間違えて書かれていますが・・・・・。雪丸蕎麦かー。新しいネタができたので良かったですw
この記事を書いてくれたIris Opheliaさんは、私がSecond Lifeで店を開いたばかりの頃に品物をたくさん買ってくれました。
どうやら私はBlue Marsで店を開くのを期待されているようです。


なるほど、これはやるしかないですね!
本当は完全オリジナルCG作品を作る作業に戻ろうとしていたんですけど、当面はBlue Marsのアイテム製作に集中しましょう。Second LifeのMesh Importは、いつ頃メイングリッドに実装されるのか分からないですしね。

・・・・ちなみに、二年半前から密かに作り続けているオリジナル作品は自分のライフワークになるに違いない大作なんですけど、いつ内容を発表できるかも分からない状況です。

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追記:BlueMars版雪丸の記事を日本語に翻訳していただきました↓
http://nwn.blogs.com/nwn/2010/10/jpn-blue-world-style-japanese-developer.html  


Posted by 古葉雪丸 at 21:48Comments(2)Blue Mars

2010年10月15日

BlueMarsのNewVeniceを探索しました

雪丸BlueMarsバージョンが完成したのを記念してNewVeniceを旅行してきました。


現在のBlueMarsではカメラの平行移動が出来ないので、上手いアングルのスクリーンショットを撮るのは、なかなか難しいですね。


しかしかなり上空までカメラを引く事ができるので、迷子にならなくてすみましたよ。自分の姿はほとんど見えないぐらい小さいんですけど、このアングルでもちゃんと移動ができます。
(追記:その後のバージョンアップで、カメラアングルの自由度は上がりました)


NewVeniceというだけあって水が占める割合が多いですね。火星がこんなに水で潤うまで、どれだけの労力がかかったんでしょうか・・・・。



このNewVeniceもまだ建設途中段階のようで、ハマると出られなくなる危険スポットがあります。



うっかり池に落ちてしまい、出られなくなってしまいました\(^o^)/


謎の機械もあります。まだちゃんと機能していないのかな?


さっきの池は危険な池でしたが、こちらは綺麗な池ですね。


光の反射が印象的な温室。


謎の屋敷にテレポートできました。これは美しい調理器具ですね~。自分は料理が全然できないんですけど、観賞用調理器具というのもアリなのかも。

このNewVeniceのどこかにはカメラを自由に移動できるスポットがあるという話を聞いたのですけど、まだその場所は見つけられませんicon11 その場所が見つかったら、いい感じの雪丸全身ショットを撮影したいです。

NewVenice。かつては水溜りすら無かった火星に水上都市ができる・・・・。空想をかき立てられる都市ですね。全ての仕掛けが稼動するようになったら、どうなるのか楽しみです。  


Posted by 古葉雪丸 at 00:07Comments(0)Blue Mars

2010年10月10日

雪丸BlueMarsバージョン完成

ついに古葉雪丸BlueMarsバージョンが完成しました~!

かなり集中して作業したんですけど、完成するまで1ヶ月以上掛かってしまいました。それだけに、これは今までの雪丸の中で最高のクオリティーと言えるでしょう。
High-Definition版雪丸、雪丸HDの誕生です(^ヮ^) /


ところで自分は今まで仮想世界のCGを作るときは、ずっとSoftimageXSIを使っていたんですけど、今回から3dsMaxを使う事にしました。このブログには今まで書いたことが無かったんですけど実は2年ぐらい前に3dsMaxを買っていたんですよ。

秘密にしていたわけではないんですw 仮想世界での活動では特に3dsMaxを使う事がなかったので報告してなかっただけです。自分はサブスクリプション料金も支払っているので3dsMaxは常に最新版が使える状態ですよ。

今回3dsMaxを使う事にしたのは、まずXSIでカスタマイズしたBodyをBlue Mars Body Editorに読み込もうとしたらエラーがでて駄目だったからなんですよね。ちなみに自分のXSIのバージョンはFoundation6.02です。メガネを作った時はXSIでも行けたので、どこかやり方を代えればXSIでもBodyをいじれるのかもしれません。検証をしている時間がなかったのでエラーの原因や回避方法があるのどうかは今でも分かりませんね・・・・。Blue Mars Editorへの3Dデータの読み込みはCollada1.4形式を経由して行います。基本的にはCollada1.4形式の読み書きができる3DCGソフトなら何を使ってもいいはずなんですけど・・・。

3dsMaxにした理由はもう一つあります。もともとBlueMarsのCGは(というかCryEngine2の時点でそうなのかな?)3dsMaxで作られているようなので相性が一番よさそうなのです。特にアバターのモーションは3dsMaxのBipedで作られているので、アニメーションを作るときは3dsMaxだと余計な手間が要らなくていいでしょう。

(モーション制作用テンプレートデータにはMaya Ascii形式のファイルも含まれていたので、Mayaでもモーションを作れますね。BlueMarsのwikiページからFBX形式のファイルをダウンロードする事もできるので、他の3DCGソフトでもモーション制作は可能だと思われます。)

・・・・・しかし、それにしてもSoftimageXSIで作ったプリレンダの自分より、BlueMarsのリアルタイムアバターのほうがクオリティーが上になっちゃってますね\(^o^)/ これはBlueMarsのShaderが優れているからでしょう。BlueMarsには肌専用Shaderや、髪の毛、服専用Shaderがあり、その質感はかなり綺麗です。



さて実際のアバター制作の仕様ですが、体自体を作る場合と身にまとっているコスチュームを作る場合で制限が違います。

・アバターの顔や体をカスタマイズする場合
Blue Mars City Developer Toolsをインストールした時に一緒に入れられてるアバターの素体モデルデータを読み込んで使います。

(このデータを3dsMax2010に読み込む時はWebのBlue Mars DeveloperページにあるOpen COLLADAというプラグインをMaxにインストールする必要がありました。)
この素体モデルの頂点を移動することは出来ますが、エッジを分割したり、体の半分だけ加工して後で反対側にミラーコピーするなどといった頂点番号を変えてしまうような加工はできません。それと現時点ではアバターの身長は変更できなく、手足の間接位置を変える方法は無いようです。しかし、首から上の目や口の位置や形状は結構大胆に弄っても大丈夫のようでしたね。顔を歪ませても、ちゃんと目パチや口パクなどのフェイシャルアニメーションが適応されます。

頭の形状を弄るとそれに合わせて自動的に上に乗ってる髪形も変形されるのも凄いですね。体を太らせたり痩せさせたりした場合も、身に着けている服は自動的に体に密着してくれます。


・髪、服、靴などアバターが身につけるアイテムの場合
1アイテムにつき使えるポリゴン数は三角ポリゴン換算で5000ポリゴン以下。

靴だけで5000ポリゴン使えるという事ですね。これはゲーム用リアルタイムCGの感覚で考えるとかなり多いと思います。
テクスチャはモデルも含めて圧縮したトータルのデータ量が512kb以下になる範囲なら自由に使えるようです。
テクスチャマップの種類はDiffuse,Specular,Normalmap,Environmentなど、そのほかにもなんだか色々な種類が使用可能。
体の場合と違って、アイテムのモデリングは自由にできるのです。服も決まったテンプレートを加工して作るような必要はなく、デフォルトBodyの体型にそってさえいればちゃんとアバターの動きに付いてきてくれるんですよ。

ウェイト付けはBlueMars側で自動的にされるので自分でやる必要はありません。


あっ、そういえば髪の毛を作っていたら、髪の毛先の透明になってるはずの部分にゴミのような物が表示されてしまうという問題が起きました。

これはデフォルト設定だとテクスチャがタイリング可能な設定になっているので、髪テクスチャの根元側の部分が、先っぽ側に少し巻き返されて表示されてるからでした。

このゴミはMaterial Editorで髪マテリアルのTexture Maps > UV Modifier > TilingのIsTileUかIsTileVどっちかのチェックをオフにすれば出なくなります。
この解決方法はShadeCityの師匠に教えてもらいました。師匠にはたびたびお世話になっております。


今回、自分は3dsMaxの他に、Normalmap作成用としてZBrush4.0も使用しました。


ZBrush4.0にはGoZという他の3DCGソフトとデータのやり取りがボタンひとつでできる機能が付いてます。
そのおかげで3dsMaxとのデータのやり取りが簡単になりましたね。


Bodyの加工でもZBrushを使いました、Activate Symmetryボタンをオンにしてスカルプトすれば体の左右を同時にいじれますからね。これならBodyのトポロジーが壊れる事もないです。


Bodyテクスチャの繋ぎ目消しには3dsMax2011の機能、ビューポート キャンバスを使いました。PhotoShopでいうスタンプツールのような編集を、直接3Dモデルに張ってあるテクスチャに対してできるので、これさえあればもうテクスチャの繋ぎ目消しで困る事はないでしょうね。しかもレイヤーが何枚もあるPSD形式をちゃんと編集できるので3dsMax2011ビューポート キャンバスはかなり便利な機能だと思います。



------Blue Mars Body Editor上の雪丸-----



こんな感じで自分のローカルPC環境でアバターパーツが出来たら次は、WebのアップロードページからBlue Mars Supportにアイテムデータを送り、そこで簡単な審査をパスしたら晴れてBlueMarsのワールド内で自作アイテムを使えるようになるという流れになります。
アップしたテータのチェックはハワイにいるBlue Mars Supportの中の人がやっており、土日はお休みのようです。
だからたとえば土曜日にデータを送ったりたりするとチェックを通過するのに一番時間が掛かるんじゃないでしょうかね。
データチェックの内容は「サムネール画像と同じ内容で、アメリカの法律と照らして違法性が無ければ、通過する」との事。
しかし、雪丸のBodyを送ったときは雪丸が女アバターだと思われて、性別登録ミスとしてチェックに落ちてしまうという事態がおきましたw
いやいや雪丸は、ちゃんと男素体を加工して作った完璧な男アバターなんですけど。
でもこれはカワイすぎる雪丸がいけなかったのかも・・・(*´д`*)
冗談はさておき、雪丸はちゃんとした男ですよという事をメールでBlue Mars Supportの中の人に伝え、雪丸が適正なデータである事を無事に認めてもらいました。

さあ、こうして最新最高の古葉雪丸が完成し、火星の大地に降り立ったのです!

仮想世界の壁を越境する不変の雪丸伝説がこれから始まる、・・・のかも。
(いつも同じ格好をしているから不変の雪丸なんですw)

なおBlue Marsはまだベータテスト段階のようなので、ここに書いたアバター制作の条件は今後、どんどん変わっていくかもしれません。  


Posted by 古葉雪丸 at 23:09Comments(2)Blue Mars

2010年09月05日

Blue Mars始めました

新しいPCを買ったのでBlue Marsが出来るようになりました。



一年ほど前のクローズドβテストの時もやってみようとしたんですけど、その時に使っていたPCではスペック不足で動かなかったんですよね~。
それとパーティーキャッスルの公式サービスが終了してしまったのと、Blue Mars内のShadeCityで日本人向け交流会が行われたのがきっかけで、いよいよBlue Marsの世界に行ってみる事にしました。




Blue Marsは3DCGツールで製作したオブジェクトのアップロードが出来るメタバースです。
さっそくBlue Mars ShadeCity公式ブログを参考にして、アバターアイテム製作に取り掛かりましたよ。
何はさておき、自分の仮想世界の姿である雪丸を製作しなければBlue Mars内での活動は始まりません。
そして雪丸といえばメガネですねー。形状の単純さからいっても最初はメガネでテストするのが妥当だと思いました。


SoftimageXSIでモデリングしたこのメガネをアップロードしてみましょう。
これはプリレンダ用に作ったメガネなので12532ポリゴンもあります。


Blue Marsのアバターアイテムは1つにつき5000ポリゴンまで使用可能らしいんですけど、684ポリゴンまで減らしました。
うーん、メガネが684ポリゴンってどうなんでしょう・・・・。オンラインゲームの括りで考えると、まだ多いですかね。
でもアバターアイテム製作自体がメインと言っていいようなメタバースの場合は、これよりもっとポリゴン数を使っていいのかも知れません。
まあ、これは最初のテスト的なアイテムですし、自分専用のメガネにしよう思うのでこのポリゴン数は適正かな?


さて次はこれをCollada形式で出力し、Blue Mars Cloth Editorに読み込みマテリアルとテクスチャの再設定。

そういえばブルーマーズのデベロッパー用クライアントをインストールしたら、デスクトップにいろんな種類のEditorへのショートカットが作られてビックリしましたよ。

Blue Mars本体とDeveloper Client、MyData Shortcutを含めると11個もショートカットがあります。

さてBlue Marsのアイテム製作で一番気になっていたのは、Blue Mars Supportのチェックにパスしないとワールド内にアップロードできないという部分でした。
Syntheで有料アイテムを販売した時に近い感じですね。
それで、ちょっと大丈夫かな?と思いつつ、メガネのデータをBlue Mars Supportに送ってから眠りに付いたんですけど、朝起きたらもうチェックにパスしていましたよ。


そして無事、Blue Mars内のマイアバターの持ち物に自作メガネが入っていました。


デフォルトアバターに自作のメガネを掛けてみたところです。

これで自分はもうBlue Marsでのアイテム製作の一連の流れを把握できた事になりますね。
販売の仕方はまだ分からないんですけど、それは雪丸アバター1式が完成してから調べて行く事にしましょう。
次は雪丸の髪の毛とボディーシェイプ&スキンを作る予定です。
順番的にはやっぱり服よりもまず体自体を作るのが先ですね~。メガネは体の一部なので真っ先に作りましたけどw


こうして新しい世界での雪丸の冒険が始まりました。  


Posted by 古葉雪丸 at 21:48Comments(0)Blue Mars

2009年04月22日

Blue Mars情報

4Gamers.netにBlue Marsの情報が載っていました。

「Blue Mars」国内開発者向け説明会を開催,βテストは6月から

ムービーに出てた髪の毛の動きとかいいですね。
まだアバター制作の詳しい仕様は分かりませんでしたが
顔のカスタマイズの仕方とかちょっと分かりました。
どうやら顔は一発では自分の思いどうりに出来ない仕組みになっているようですね。
ポジティブに考えると顔は人形の命だから、逆に簡単に好みの顔にできたらつまらない、
苦労して出来た顔だからさらに愛着がわく、というメリットがあるからいいんでしょうか?
いや、もしかしたら自分で顔を作る場合はパラメータをいじって自由に調整できるけど
他の人が作った顔を買って自分のアバターに適応する場合は50%しかブレンドされない、というシステムなのかな?
同じ顔のアバターばかりになるのを避けるためのシステムらしいのでそうなのかも?
美容整形する店で売っている顔自体は誰かがきっちりデザインしないとならないはずですから…。

まだBlue Marsの男アバターは見たことがないんですけど
おそらくそれなりに筋肉が付いた男らしい男アバターなんでしょうね。
自分は最初にどれだけカワイイ男アバターを作れるか試してみようと思っているんですが
今の時点でもう難易度が高そうな予感がしますw
Second Lifeでも中性的なカワイイ系の男アバターを作るのは難しいですからね。

あと自分のPCのスペックでどれだけ動くのかも気になる所です。
今は4年以上前に買ったPCを使っているんですよ…

まあ、最近はオリジナルの3DCG作品を作るのに時間をとられているので
Blue Marsのサービス開始も、のんびり待っていようと思います。  


Posted by 古葉雪丸 at 00:03Comments(0)Blue Mars

2008年02月23日

Blue Marsやりたいな

[GDC2008#19]Avatar Reality,「Blue Mars」に関するビジネスモデルを公開

自分的にSecond Life以外の仮想世界では
このBlue Marsが本命かな?と思っています。

Blue MarsはSecond Lifeと違ってアイテムの制作販売をするには
運営側から許可を得ないと駄目なシステムらしいけど
サービスが始まったら早めに許可をもらって
アバターのアイテム制作をしてみたいですね。

今の所、Blue Marsのアイテム制作に対応している3DCGツールは
Shadeだけみたいですが
多分、別のツールでも制作できるようになるんじゃないかな?
というかXSIでも制作できるようにしてほしい。
まあ…Blue Marsをやれるようになるのは結構先の事なので気長にまってます。



あとBlue Mars以外の仮想世界で気になるのはHiPiHiですね。
中国発のサービスなのは、ちょっと不安
アバターのポリゴン数もSecond Lifeより少ないように見えます。
しかしアバターの顔のポリゴンが少ない分、余計な陰影が付かなくて
もしかしたら逆にカワイイ系の男アバターは作りやすいかも?
その辺をちょっと試してみたいですね。  


Posted by 古葉雪丸 at 19:31Comments(0)Blue Mars