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2010年09月01日

パーティーキャッスル、サービス終了

パーティーキャッスルは2010年8月31日15時で終了しました。
現在では公式サイトに行こうとすると、運営ブログの方に転送されるようです。
最後の2週間は、おそらくトラフィックが増大したのが原因でサービスに繋がりにくい状態になっていました。
終了する前にアイテムをダウンロードしておきたいという駆け込み需要もあり、さらにアイテムの値段が下げられて閉店バーゲンセール状態になっていましたから。

ユーザーが製作したアイテムのデータ量は膨大なものになっていると思うのでサーバの管理も大変だったでしょうね。
その様子を見ていると、ああ、本当に終わるんだなという気持ちになりましたよ・・・・。
最後の週の休日は広場にログインして記念撮影をしようと思っていたのですが、全く繋がらない状態だったので出来ませんでした。



雪丸はパーティーキャッスルの世界でも幾つかの面白いエピソードと新しい友人を得る事ができ、仮想世界キャラとしての経験を厚くする事ができましたよ。


自作キャラ中のキャラクターランキングでは「雪丸」よりも「ぺらまる」の方が上位になってしまい、主従関係が逆転しそうになりましたw
雪丸個人としては大事件です。これは「主従逆転事件」と命名しましょう。



ユーザーが作ったポリゴンモデルをアップロードする機能が実装されたのに、自分が使っている3DツールXSIと中間ファイルCOLLADAの方言の問題で、結局最後までカスタムポリゴンアイテム(ぷち素体用白紙)を自作できなかったのも、ある種の事件ですね~。
これは「3DCG屋なのにモデリング出来ない事件」と命名しましょうか。
うーん、雪丸的には不名誉な事件ばかりですね・・・・・w



でも逆にパーティーキャッスル版の雪丸をSoftimageXSIで再現する事はできました。
これでSyntheの時と同じく、思い出のフィギュアとして自作CGマイルームにずっと飾り続けられますね。



さて自分的にパーティーキャッスルは可愛い男アバターを作るには一番良い仮想世界だった、という印象が強いです。
顔の形状に癖が無く土台が中性的だったのもありますが、なにしろ凄い質と量の男性用女装服が作られてましたからね~。
近年、二次元界では色々な所で見られるようになった「男の娘」用装備です。
自分も男の娘用装備を買い込んでしまいました。
男アバターしか作らないという縛りを設定している自分でも、これなら安心してスカートを履けますね。
れっきとした男性用のコスチュームなんですから。


これは、いくつも買った女装服の中の一つ、パーリィさん製作の「男の事務服」です。
Twitterでやり取りをした時の縁から、パーリィさんの作品をピックアップさせていただきました。
これは「雪丸女装事件」ですw
パーティーキャッスルで男の娘が目立ったのは、もしかしたら、ある一部の職人が主導して行った結果なのかも知れません。

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さてパーティーキャッスルの公式オンラインサービスは終了したんですけれど、オフライン版クライアントソフトというものがリリースされました。
これを使えばダウンロード済みのアイテムを着たり、自分のPC上で新しいキャラクターを作ることも出来るらしいです。

そして現在はユーザー主導でパーティーキャッスルの非公式SNSも立ち上がっており、まだまだパーティーキャッスルで繋がった人たちの縁は切れないようです。
広場にログインしてチャットをすることは出来なくなりました。
しかしパーティーキャッスルには自作キャラクターを使ったTRPGを進めている方や、ムービーを製作している方々もいます。
公式のサービスが終了しても、TRPGやムービー製作は可能だと思うので、これからも新しい作品が作られて行くのではないでしょうか。

おそらくパーティーキャッスルはSecond Lifeやweb2.0、Consumer Generated Media、User Generated Contentが話題になっていた時期に企画が立ち上がったのだと推測します。
時が過ぎた現在ではゲーム業界的にはUGCは金にならないという判断が下されているようですね。
偶然ですが、ちょうどパーティーキャッスルが終了した頃、同じ日に開かれていたゲーム業界の技術交流イベントCEDEC2010関係の発言でそのようなものがありました。

しかし、金にならないなら趣味でやればいいのです。すなわち趣味最高。特に創作活動系はいいですね~。
まだまだUGCには面白い可能性があり、趣味の一つの主流になるに違いないと思います。


・・・・ともあれ、これからパーティーキャッスルは完全にユーザーの物になっていくのです。  


Posted by 古葉雪丸 at 00:52Comments(0)パーティーキャッスル

2010年08月17日

パーティーキャッスルのユーザーモデリングアイテム

もう8月も中旬ですね。
さてスクウェア・エニックスのオンラインコンテンツ、パーティーキャッスルは2010年8月31日で終了してしまいます。
そういうわけで広場の景色を心に焼き付けようと、この週末久しぶりにインしてみました。
リアルタイム3DCGキャラクターのテクスチャを自由に作れるというのが特徴だったパーティーキャッスルですけど
最近ではユーザーが外部の3DCGツールでモデリングした形状までインポート出来るようになっているので、
どんな物が作られているのか気になりますしね。

ちょうどユーザー主催のイベントが行われている部屋があったのでお邪魔してみました。
そこには驚きの光景が・・・・・。



何も無い広場に、町が広がっています・・・・。
この、どう観ても背景にしかみえない町並みが実はキャラクターなのです。
これが、この町全体が1人のキャラクターが身に付けているアクセサリーだとは!
そうですか、今は周りの町をアクセサリーにする時代ですか。凄い時代になったものですね。



この町のどこかに隠れている餃子を探す、餃子祭というイベントが開かれていたらしいのですけど
自分がインしたときはもう祭りの後でした。ええ、後の祭りでした。



すると急に周りの町が消え、スゴロクのボードに変わりました~!!
なるほど~。パーティーキャッスルは、Syntheよりもサイズが大きく解像度の高いアイテムが作れるので
スゴロクのボードを作って遊ぶ事もできるんですね。ルーレット用のモーションも自作できますし。

餃子祭りには間に合いませんでしたけど、スゴロクには混ぜてもらいましたよ。



難易度が高いコマがいくつも配置されているのでドキドキでしたが、危険な箇所は運よく避ける事ができ、
何とかゴール出来ました。
自分の順位はSyntheの痛車レースの時と同じぐらいです。うーん、自分は仮想世界内のゲームは弱いみたいですね。



これは可愛いねずみさん。かわいいでちゅ(*´д`*)
となりの和服などもユーザーモデリングアイテムです。
本当に今はかなり自由にアクセサリの形状を作れるんですね。(3DCGツールが使えればですが)
自分もいつかこのようなカスタムモデルを作りたいとは思っていたんですけど、
どうやらサービス終了までに間に合わなそうです。
植物アバターの「もくくん」あたりを作りたかったんですが・・・・・。




ステージもあるんですね。スポットライトがキャラクターの腰に連動して動くギミック付きの優れものでした。






この2つの部屋は別の日(7月18日)に見せてもらったものです。

パーティーキャッスルで、ほかにどんな面白いユーザーモデリングアイテムが作られているのか、
サービス終了前に一通り見ておきたいところです。
(最近はなぜか公式サイトが重くてアイテムの閲覧が出来ない事があるんですけど・・・・)  


Posted by 古葉雪丸 at 00:18Comments(0)パーティーキャッスル

2010年07月18日

パーティーキャッスル8月末でサービス終了

スクエア・エニックスのPC用オンラインサービス、パーティーキャッスルが2010年8月31日に終了するらしいです。

パーティーキャッスル サービス終了について(8/31)




あといくつか遊べる機能が追加されたら、もっといい仮想世界になる可能性はあったと思います。
結局、ゲーム等の機能追加が無いまま終わってしまうんですね。
今年2月に終了したSyntheに引き続き残念です。




そこで自分は今、パーティーキャッスルからアバターの3DデータをCOLLADA形式で出力し、
Softimage XSIにインポートして雪丸を再構築する作業をしています。
そうすればSyntheアバターの時のように、3DCGツールの中でパーティーキャッスル版の雪丸も生かせるようになりますからね。
パーティーキャッスル版が雪丸アバターの中では一番可愛かったと思います。  


Posted by 古葉雪丸 at 23:30Comments(0)パーティーキャッスル

2010年04月10日

パーティーキャッスルのアバターパーツ入出力機能



4月8日、パーティーキャッスルにアバターパーツの入出力機能が実装されました。
パーティーキャッスル運営ブログ
入出力時の3Dモデルデータのファイル形式はCOLLADAです。
現在の推奨動作環境はMaya 2008以降で、Blender 2.5α2でも動作確認は取れているらしいです。

自分はSoftimage XSI 6 Foundationでパーツの入出力ができるか試してみました。



まずパーティーキャッスルから出力したパーツをSoftimage XSIで読み込む事は出来ました。
しかし逆にSoftimage XSIで出力したパーツをキャラクターエディタに読み込もうとすると、
"例外が発生しました(MSVC++ Exception)"というエラーがでてキャラクターエディタが落ちてしまいます。
XSI側のCOLLADAコンバータのバージョンはパーティーキャッスルと同じ1.4.1を使いました。

この先XSIで作ったデータがパーティーキャッスルで読み込めるようになるのかは分かりません。
3dsMaxの場合はXSIよりもさらに相性が良くないようです。
しかしパーティキャッスルのテクスチャを作るのが楽になったのは確かですね。
XSIのレンダマップ機能や、3Dペイントが出来る他のツールを使えば、つなぎ目のないリアルなテクスチャが簡単に作れるはずです。
ちなみにパーティーキャッスル版雪丸の服を作った時は、このポリゴンモデルのエクスポート機能が無かったので、
服のレンダマップ用モデルをXSIで自力で再現してテクスチャの焼付けをしましたw
これからは色んなパーツでテクスチャのベイクができますね。

うーん、しかし今、自分はオリジナルCG作品を作るのにいっぱいいっぱいなので
そういった仮想世界での活動はあまり出来そうにありません…。  


Posted by 古葉雪丸 at 16:57Comments(0)パーティーキャッスル

2010年02月07日

パーティーキャッスル版「雪丸」完成

仮想世界の越境者、古葉雪丸がSecond Life、Syntheと旅を続け3番目に辿りついた世界パーティキャッスル
そのパーティーキャッスル版雪丸がようやく完成した…、かな?



これは去年の九月から作っていたんですけど、パーティーキャッスルでは自由なモデリングができないため、
自分のイメージに近い髪型素材がリリースされるまでキャラクターが完成していませんでした。
パーティーキャッスルでは「雪丸」よりも先に「ぺらまる」の方が出来てしまったので
あやうく仮の姿である「ぺらまる」の方が本体になってしまう所でした。
これを「PTC主従逆転事件」と命名しましょうw




結局雪丸の髪は有料の素材を使う事になりました。
パーティーキャッスルではほとんどの素材が無料なんですけど、
たまたま自分が使いたい形が有料の物だったんですよね。ヤラレタ。
WebMoney380円分を使って、白紙の髪(ショート3・男)というのを買いました。





理想はこのブログのタイトル画像の髪型だったので、この髪になるまで何度か試行錯誤をしましたよ。



ほかにもキャラクターエディタに入れてはみたけど結局使わなかった髪型も結構あります。



このような中性的キャラクターを作る上では、顔の形状には全然不満がなかったです。
やはり髪の形状を直接いじれないというのがパーティーキャッスルのキャラクター制作でいちばんの難題だったかな。
でもテクスチャの解像度が高いのは良いですね。
512*512でも十分なぐらいだと思いますけど、髪の毛のテクスチャ解像度は1024*1024ピクセルです。

これらの背景画像は1枚絵のカキワリで自分で作ったりもしてます。



あとパーツ制作ではSFっぽいデザインの雪丸専用ブーツをハイポリで作ってレンダリングして履かせたいところですが、
最近は仮想世界用アイテムの制作時間がなかなか取れないので難しいですね…。

さてSynthe版雪丸はもうすぐ世界ごと消えてしまうんですけど、
このパーティーキャッスル版雪丸が活躍する事は今後あるのでしょうか?
雪丸はいくつかの目的を持って仮想世界での活動をしています。
その目的を何割達成できるかは、どれだけCGの制作時間を確保できるかに掛かっているでしょうね。  


Posted by 古葉雪丸 at 17:36Comments(0)パーティーキャッスル

2009年12月31日

綺麗なぺらまる

今回もまた「パーティーキャッスル」ネタです。
さてさて私のお気に入りキャラ「ぺらまる」が、テクスチャの解像度不足で「モザまる」になってしまった!
・・・というのが前回までのあらすじですが、
この間パーティーキャッスルに実装された「キャッスロット」というアイテムスロットをやれば
高解像度のテクスチャを貼れるボードが手に入る、と町の賢者に教えてもらいました。
でも自分、スロットって苦手なんですよね・・・欲しいアイテムが出るまで何回やらなきゃならないか分からないのが怖い。




しかし真の「ぺらまる」の姿を取り戻すために勇気を振り絞ってスロットに挑戦しましたよ。
その結果なんと、たったの24回目のスロットで目当ての「白紙の右手ボード男性(高解像度版)」を入手できました!



24回程度で目当てのアイテムをゲットできるとは運が良いですねー。24回か・・・ふぅ。
1回スロットを回すのに500PP必要だったので12000PP消費しましたよ。

はたしてその高解像度ボードの威力はどうでしょうか?



↑これが高解像度ボード使用前のグランドプレート版ぺらまる、俗称「モザまる」です。
アイテムの種類による解像度の限界が低すぎてもう何が描いているの分からないぐらいでした。




↑そしてこれが「白紙の右手ボード男性(高解像度版)」を使用し、新しく生まれ変わった「ぺらまる」です!
おお、なんと きめ細かいのでしょう・・・マウスの1っ発描きで描いたヘロヘロな線、
丸く閉じるのに失敗してキューピーちゃんみたいになってしまった頭頂部なども正確に再現されていますね。
これこそ真の落書きアバターぺらまる。「綺麗なぺらまる」の再誕です。
(ここで言う綺麗は、綺麗なジャイアン的な意味での綺麗?)

実は「モザまる」だった時代は妙な落ち着かなさを感じていたんですよ・・・。



はたして自分っていったい何なんだろう?これが落書きアバター?
いや、これじゃ落書きじゃなくてドット絵じゃないだろうか?・・・みたいなアイデンティティーの揺らぎを感じていましたw




しかし「白紙の右手ボード男性(高解像度版)」を手に入れ、本来のぺらまるの姿を取り戻した今なら声を大にして言えます。
我こそはペラペラのボードに張ってある2Dアバターのぺらまる。

「落書きアバターのぺらまるだぁ~」


そんなこんなで2009年も最後の日になってしまいました。
みなさん良いお年を(^ヮ^) /  


Posted by 古葉雪丸 at 18:31Comments(0)パーティーキャッスル

2009年11月08日

パーティーキャッスル版ぺらまる誕生!

どうも雪丸です(^ヮ^) / 最近はわりとパーティーキャッスルをやっている事が多いですね。
パーティーキャッスルではキャラクターのテクスチャとモーションを自由に作れます。
…という事はモーションで地面の下に潜る事が出来れば、我が古葉流忍法の基本技、
「土遁 変わり身の術」が出来るはずです。




そこで試してみたら、やはりパーティーキャッスルでもモーションで地面の下に隠れる事ができましたよ!
アバター本体は地面の下に隠れ、地面の上では絵を貼ったプレートだけ見えるようにすれば
薄さ0ミリの二次元キャラクターに変身する事が出来るわけです。



デキタ--o(*≧д≦)o
Second Lifeの中で誕生したぺらぺら落書きアバター「ぺらまる」がパーティーキャッスルでも作れました~!
ぺらまるがSecond Life、Syntheに続いてパーティーキャッスルでもデビューしましたよ~!
これはすごい手抜きっぽく見えるキャラですが、Syntheの時は公式ブログ4gamerの記事でも取り上げられた事もあるので、
自分的には結構思い入れがあるオリジナルキャラです。



パーティーキャッスル新着キャラクターのサムネイルでもなかなかの浮きっぷりですねw
しかし、パーティーキャッスルではちょっと困った問題が…



チャットをするためのパーティー広場に行くと何故かグランドプレートに貼ってあるテクスチャの解像度が下がって
画像が荒くなってしまうのです…。
オプション設定でグラフィック品質とテクスチャ品質を最高にしても駄目ですねー。
キャラクターエディタ中ではもっときれいに表示されているんですけど…。
もしかしたらPCのグラフィックボードの性能が高い場合は広場でも画質が劣化しないのかな?
その辺りは他の人に聞いて確かめないと分からないですね。
しかしこれはSyntheでの「ぺらまるバラバラ事件」を超える、ぺらまる誕生以来最大のピンチかもしれません。
「ぺらまるガタガタ事件」と命名し歴史に残しておきましょうw



地面の模様と重なっているとますます見づらいので、思わず地面の模様がない位置に移動しました。



ぺらまるはネタとして目立つために作ったキャラなので
目立たなくなってしまったら存在理由が無くなってしまうのですw




あとこんな感じの二次元雪丸も…



これだと二次元雪丸というよりモザイク雪丸かな…?


パーティーキャッスルでのハロウィンイベント写真ではなかなか好評だったオリジナルキャラ、
オバケのコロンディーも作りましたよ。



ちなみにコロンディーの名前の由来は顔が半角の顔文字の:Dだからです。
Second Lifeは海外のプレイヤーが多いので海外の人にもウケるように
半角文字圏で使われている顔文字の:Dを顔にしたんですよ。



しかしこれだと顔が見えないw

そんなこんなで得意の持ちネタも定着しはじめ、仮想世界での雪丸の活動はまだまだ続くのでした。  


Posted by 古葉雪丸 at 22:22Comments(0)パーティーキャッスル

2009年10月30日

パーティーキャッスルでもパラパラマンガ再生!

ここ最近はスクエア・エニックスのPC用オンラインコンテンツ『パーティーキャッスル』をやっていました。
パーティーキャッスルは3Dキャラクターのテスクチャとモーションを自由に作れるのでいいですね。
しかし形状は決まったパーツの中から選んで使うしかないので、それがキャラクター制作の制限になっています。
それでもパーツを上手く組み合わせてかなり独創的なキャラクターを作っているユーザーさんもいますよ。
元の素体は人間なのに動物などに変形できる超絶技巧的アバターも作られています。うーん、ユーザーの発想は凄い。

しかし、やはりパーティーキャッスルでも男キャラは不遇なようで、女キャラよりも選べる素体パーツが少ないです。
パーツが少ないと変則的な面白ネタキャラをつくるのも難しいですね。
人間以外のキャラに変形できるのは今の所、女性キャラだけなのではないでしょうか?



でも今ある男用パーツで何か変わった面白い物は作れないかな?と探していると…。

…おっ、これはっ?



キャラの周り全体を囲む筒型のパーツがあるぞ。
そしてパーティーキャッスルではキャラのモーションを自由に作れる…
つまり、キャラが回転するモーションを作れば筒型のパーツも一緒に回転するわけです。
…という事はアレができる!

2年前、Second Lifeをやっている時に思いついた我が古葉流奥義
「回転パラパラマンガの術!」がパーティーキャッスルでもできるぞー!



これは映画誕生以前に発明された古いアニメーションの技術を応用した技で
アナログ的手法で3Dデジタル空間に2Dアニメーションを再生するという、ある意味倒錯したアイデアですw

さっそく3種類の8コマぱらぱらアニメを作ってみました。



白鳥のアニメは2年前に作ったものをほぼそのまま流用しました。




雪丸が雪丸の周りで回転するアニメは分身の術みたいでインパクトがありますね。
(うん?、なんだ右上のチラチラしている物は?
あっ雲か…パーティーキャッスルの広場の雲って動いていたのか~今気づきましたw)




雪丸ぺらぺら軍団の一人、オバケのコロンディーのアニメも作ったんですけど、
これはあまり面白い動きを付けられませんでした…。

これらのアイテムはパーティーキャッスルの公式サイト「パラパラマンガ」で検索すると見つかりますよ。

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あっ、次はSyntheの中で10月31日の夜9時に痛車レース二戦目があるらしいから、その準備にとりかからないと…!  


Posted by 古葉雪丸 at 00:34Comments(0)パーティーキャッスル

2009年10月18日

パーティキャッスルのオープンβテスト開始

10月16日からスクエア・エニックスの新しいPC用オンラインコンテンツ『パーティーキャッスル』のオープンβテストが始まっています。



これもジャンル的にはSecond LifeやSyntheに近い、ユーザーがリアルタイム3DCGキャラを作ってアップロードしたりできるアバター制作系のコミュニケーションツールですね。
3Dアバターを自由に作れる仮想世界を探してオリジナルキャラを再現している自分は、1ヶ月ほど前のクローズドβテストからパーティーキャッスルをやっていました。
そんな訳でパーティーキャッスル版の雪丸画像を貼ってみたいと思います。





…初日はこんな完全に落書きレベルのアバターで堂々と他の人とチャットしていましたwなかなか度胸がある自分です。
ぺらぺら落書きアバターのペラマルになれてしまっていたのかも…。
しかし改めてみるとこれはクオリティーひどすぎましたね…(;゚д゚)
個人的にはこういうキャラも抜けてて面白いと思うんですが…w




その後Syntheで使った顔パーツを貼り付けてみたりしました。Syntheの5頭身キャラ用に描いた目なので子供っぽい感じです。




これはユーザー全体でTシャツを1000枚アップ達成できたらメガネパーツをもらえるというイベントがあったので
メガネをもらうためだけに作ったぺらまるTシャツ。雪丸は赤縁メガネを掛けないと完成しないですからね。





さてこの辺で服作りに雪丸の秘密兵器、3DCGツールのZBrushとSoftimage XSIを使用開始しました。
一度服を超ハイポリゴンの3DCGでモデリングし、テクスチャに焼き付けるという雪丸流アバター制作の必殺技ですw
Second Lifeで服作りをしている時から使い始めた技ですよ。
最初は時間が掛かるけどこれが上手くいけばリアルなオリジナルデザインの服が出来るはず。



しかしSecond LifeやSyntheの場合はその公式サイトからアバターの3DCGモデルデータをダウンロードできるので
その3DCGモデルを使ってSoftimage XSIのレンダマップ機能でテクスチャに服を焼付ければいいのですが、
今の所パーティーキャッスルでは素体アバターの3DCGモデルデータは入手できません。



仕方がないので自分でパーティーキャッスルの3DモデルをXSIで再現して服のテクスチャを焼き付けましたよ。
こういう事をやっていたので結構制作に時間が掛かってしまいましたね。




それでこれが現段階のパーティーキャッスル版雪丸です。
でもまだ調整箇所がいろいろありそうなのでこれで完成ではありません。
パーティーキャッスルの場合はSyntheやSecond Lifeと比べても解像度が高めのテクスチャを使えるので、
服に模様とか装飾をもっと追加した方がもっとカッコよくなるのかな?と思ってます。
上着だけで1024*1024のテクスチャを1枚使えますからね~。
後パーティキャッスルはキャラクターの形状自体は、あらかじめ用意されているものを使うしかないので
今の所、思いどうりの髪形の元パーツが無くて苦労してます。
テクスチャのαチャンネルを使ってパーツを部分的に透明にしたりはできますから
それで毛の先を削ったり髪の毛の追加パーツを重ねたりして意外と苦労してこの髪型にしました。
うーん、自分的にはもっとストレートな髪にしたいところなんですがなかなか難しい所です。
ストレートな髪型パーツはあるんですけど、それだとボリュームが多すぎたり少な過ぎたりするんですよね…。
でもモデリングはできない代わりにパーティーキャッスルではモーションを作れるので動きで個性を発揮する事もできます。
この画像でもSecond Lifeで自分が良くやっていたポーズを再現してみました。
Syntheの場合はモデリングはかなり自由に出来るのですがキャラクターのモーションは作れなかったので、
パーティキャッスルとはそれぞれ一長一短がありますね。

パーティーキャッスルでは、このようなオリジナルアバターを作った後は、基本的に他のユーザーとチャットをしたりキャラクターパーツの売買をしたり
キャラクターのスナップショットを撮って公開したりするのがメインで、今の所この自作アバターを使ってゲームらしいゲームをプレイして遊んだりはできないです。


さてしかし、実はパーティーキャッスルをやってみて一番驚いたのはこれですよw



うゎーい、「男の」パーツがやたら多いぞ!もう250件もある~ヽ( ´∇`)ノ
男の娘というと女の子みたいにカワイイ女装した男子の事ですね~。
ちなみにパーティーキャッスル内で「男の子」を検索した場合、検索結果は半分の112件しかありませんでした。
これだけを見るとパーティーキャッスルでは「男の娘」は「男の子」の倍以上普及していると言う事も出来るのではないでしょうか?
…ここではすでに何かが始まっているのかもしれない…
確かにパーティーキャッスルの3Dモデルはカワイイ男キャラを作るのに向いています。
「ここでカワイイ子を見たらそれは男だと思え」という話すら聞きました…。

パーティーキャッスル…
ここは美少年アバターの理想郷になる、…可能性もあるのかも…?(・∀・)b  


Posted by 古葉雪丸 at 02:34Comments(2)パーティーキャッスル