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2014年01月07日

DMMの3Dプリントで「雪猫カゥル」のフィギュア販売開始!

 皆さんはDMMの3Dプリントサービスは知っているでしょうか。このmetabirdsでブログを書いたり読んだりしている方にとっては、興味がありそうなサービスだと思います。TVでCMもやっているらしいですね、自宅にTVが無いので観たことないんですけど。

 このサービスは、3DCGのモデルデータをアップロードすると、そのモデルを3Dプリンタで立体出力し、しかもその立体物の販売までやってくれるんですよ。
 Second Lifeに飛びつくようなCGデザイナーなら一度試してみたくなるんじゃないでしょうか。もうすでに試してみた方も結構いるのかな?

 自分はオリジナルキャラクターの雪猫カゥルを立体出力し、そのフィギュアの販売を開始しました。これは今まで作ってきたバーチャルなアバターアイテムと違う、リアル世界のカラー石膏フィギュアです。


 このCGデータの元はUnity3Dで動かすためのリアルタイム用として作ったモデルです。
 しかし今回、立体出力するために結構3DCGのデータを修正しましたよ。ポリゴンを一連の塊にまとめたり、ポリゴン同士のめり込みを無くしたり、中抜き用の穴を開けたり等です。

 自分はそのような作業をZBrushを使ってやりましたけど、3D-Coatだともっと簡単に出来るという話も聞きました。もしかしたらCAD系のソフトならさらに簡単に3Dモデルデータを立体出力用に加工できるのかもしれませんね。

 データ修正作業はDMM 3Dプリントセンターに頼むことも出来るんですけど、その費用は幾らぐらいかかるのか分りません。最初から自分で修正してしまいましたから。


 百円玉が置いてあるので大体の大きさがつかめると思いますが、結構小さいですね。

 他の人に販売するときの価格は送料、税込みで3500円に設定しました。大部分が製造費で自分の利益はそんなにありません。
 これを購入する人が、巷で売っているフィギュアと同じような感覚で考えたとしたら、小さい割には高い価格かもしれません。
 でもこれは、市販されているフィギュアみたいに大量生産によるコストダウンが出来ないので、安くするのには限界があるのでしょう。

 その代わり、注文が入る都度に立体出力されるので在庫切れも無いし、逆に大量に在庫が残って置き場所に困るという事もありません。それでいて注文してから7日から9日ぐらいの日数で届くので、そんなに時間はかからないですね。

 少し面倒なのは着払いが出来ない所でしょうか?w


 しかし、これだけで自作の3DCGが実物として手に持てるとなると、かなり手軽でリーズナブルなサービスだと思います。
 このフィギュアの素材はカラー石膏にしましたけど、他にもアクリル樹脂や、ナイロン、チタン、シルバーなど色々な素材を選んで立体出力できるんですよ。(多色出力できるのは今のところ石膏のみ)
 アバター用に作ったアクセサリと、同じデザインの物をリアルで販売したりもできますね。

↓雪猫カゥルのカラー石膏フィギュア販売ページURL
http://make.dmm.com/item/16170/





  


Posted by 古葉雪丸 at 01:02Comments(0)3Dプリント