ソラマメブログ › 仮想世界の雪丸日記

  

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2020年01月13日

2019年、無重力都市ジーナイト制作再開


去年2019年はオリジナル作品無重力都市ジーナイトの制作を再開した年でもありました。
主人公の部屋をUnityで制作し、YouTube Liveでその中からライブ配信できるようにしましたよ。


主人公の相棒、メカ地球人ゼロユキの3Dモデルが出来たのも2019年になってからです。ライブ配信ではゼロユキの中に一時的に作者が乗り移って作品制作の過程を報告しているという体裁です。


そして主人公はカガヤ・ナナタという名前に決まり、コスチュームも一新しました。腕や脚に付いている白いプロテクターみたいなのは実は小道具入れで、中には無重力都市ならではの珍しい物がいっぱい収納されています。

主人公カガヤ・ナナタとその相棒ゼロユキの信頼関係が作品のテーマの一つなんですよ。  


Posted by 古葉雪丸 at 16:23Comments(0)無重力都市ジーナイク

2019年05月06日

VRChat版のカゥルと雪丸


このブログにはまだ書いていませんでしたが、VRChatにもオリジナルアバターをインポートしていました。VRChatとはHTC Vive等のVRヘッドセット使い、まるでその世界の中に自分自身が入り込んでいるようにできる仮想世界です。しかしVRヘッドセットが無くても操作できるデスクトップモードというのがあって、自分はそのデスクトップモードを使っています。


この雪猫カゥルをVRChatにインポートしたのは2018年4月30日。この頃のVRChatアバターはポリゴン数2万以下にする必要がありました。生CG劇場のカゥルとコロユキは合わせると毛を生やしていない状態でも2万ポリゴンを少しオーバーしていたのですが、ポリゴンを減らす作業をしてVRChatにインポートしましたよ。


頭にハムスター・コロユキを乗せている理由は喋るのはコロユキの方だからです。カゥルよりもコロユキの方が喋るのが早いですからね。


その後VRChatは2018年末に仕様が変わり、アバターのポリゴン数は7万ポリゴンまで使えるようになりました。

それによって7年以上前に作ったSecond Life Rigged Mesh版の雪丸がそのままVRChatにインポート出来るようになったのです。
(この雪丸のポリゴン数は3万ぐらい。アルファ抜きを使っていないので髪の毛のポリゴン数が多い)


VRChatはアバターのセットアップにUnityのHumanoid Rigのシステムを使うのでボーン名をリネームする必要すらないです。Unityを起動してちょっとした作業をする必要はありますけど、ボーンを入れ直したりするよりは大分楽ですね。だからボーン構造もSecond Life Rigged Meshの時のボーンをそのまま使えました。本当にちゃんとVRChatに対応するには何本かボーンを追加する必要があると思いますけれども。いやーそれにしてもこの辺りは昔に比べて相当便利になりましたよ。


VRChatにも入れるようになったので、これで雪丸アバターが入った仮想世界は6つになります。SecondLifeとSyntheはそれぞれアバターのバリエーション2つ作りましたからね。

SecondLife(初期)SynthePartyCastleBlueMarsでは、それぞれ独自のアバター仕様に合わせて雪丸を作り直す必要がありました。

しかしSecondLife(Mesh)以降のCloudPartyVRChatになるとオリジナルアバター作りの仕様がけっこう自由になってきてます。だからこの画像の中のSecondLife(Mesh)版雪丸とCloudParty版雪丸とVRChat版雪丸は同じポリゴンモデルでテクスチャも同じのを使い回しています。

これから先も新しい雪丸アバターを作り、新しい仮想世界へ突入して行きますよ~!  


Posted by 古葉雪丸 at 19:04Comments(0)VRChat

2019年01月25日

コロユキのフィギュア発売!

雪猫カゥルのアシスタント【コロユキ】のフィギュアが完成しました!

販売ページURL→ https://make.dmm.com/item/1008451/

DMM.makeの3Dプリントサービスで製造・販売をしています。
材質は念願のフルカラープラスチック。5年前に作ったカゥルフィギュアの時はフルカラー石膏だったのですが、時代が進歩してカラーリングされたプラスチックで立体出力できるようになりました。

実はコロユキフィギュアのデジタル原型は2017年の末から作り始めたんですけど、作っている途中でバーチャルYouTuberのブームがやって来ました。それでバーチャルYouTuberの波に乗る為にフィギュア原型作りを中断していたのです。しかし1年間作業を中断していましたが、このたびちゃんと完成させる事が出来ましたよ。

■■■■立体出力用3Dモデルでの注意点■■■■
さて3Dプリンターを使えば3DCGツールでモデリングしたデータを立体的にプリントアウト出来るのですが、そのためには3Dプリンターでエラーが出ないようなデータにしておく必要があります。Unityで動かしているようなキャラクターモデルは手直しが必須になると思います。

主にポリゴンが欠けていたり、ポリゴン同士がめり込んでいないようにする等です。つまり全てのポリゴンがひとつながりになっていて、ぶっさし無しにします。細すぎたり薄すぎたりする部分があっても出力できないです。
コロユキフィギュアの場合も厚みが足りない部分があり、石膏では強度が足りないという事でプラスチック出力になったという事情もあります。

あと3Dプリントしたものには法線によるスムージングというのが無いので、サブディビジョンサーフェイスでの分割を多めにして、法線でスムージングしていない状態でも滑らかな見た目にしておく必要もあります。
立体出力時の大きさも3DCGツール内で決めておく事になります。

■■■■これでコロユキも重要キャラに■■■■
かねてよりライブ配信ではコロユキがメインで喋るようにする計画でした。こうしてコロユキのフィギュアが完成した事により、コロユキもカゥルと同じぐらいの重要キャラと言えるようになったと思います。
カゥルがそうだったように、これからコロユキも作者の代理キャラとして活躍していくでしょう。
そう、カゥルもコロユキもあくまで作者キャラなのです。その作者代理キャラが【無重力都市ジーナイト】という作品を作っていくというのが、プロジェクト全体の形です。
1年間作業を中断していてもちゃんとコロユキフィギュアを完成させたように、無重力都市ジーナイトも完成させますよ~!


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あとコロユキのテーマソングをYouTubeにアップしました。
  


Posted by 古葉雪丸 at 21:16Comments(0)3Dプリント

2018年12月31日

カゥルの2018年振り返り

「ネット流行語大賞 2018」のグランプリは

「バーチャルYouTuber/VTuber」でした。

自分にとっても今年はVTuberの年でしたよ。
これはミライアカリさんが代表してガジェット通信から受け取った賞状。

雪猫カゥルは2012年からバーチャル生主を名乗りニコニコ生放送で活動していたんですけど、2017年の年末からバーチャルYouTuberが大きな話題になりました。その時点では内心「ちょっと待てよ」と思いました。YouTubeじゃないと駄目なのかと。ニコニコだと仲間外れなのかとw
一応自分も2017年の2月にはYouTubeにも自己紹介動画をアップしていましたよ。しかしあまり再生されてませんでした。
それで自分もバーチャルYouTuberの流れに合流するために、改めてYouTube用の動画を作り始めました。それが2018年の自分の主な活動でした。
特に今から1年前のその頃はニコ動で「バーチャルYouTuberよくばりセット」が流行っていて、それにカゥルも入れてもらいたかったのです。
(よくばりセットはニコ動にアップしてる動画なのにバーチャル生主は無視してバーチャルYouTuberなのかと、そこもあまり腑に落ちないところだったのですがw ・・・今は大きく状況が変わっていますけども)

そして自分のVTuber活動の狙いの一つは、ファンの皆さんが描くバーチャルYouTuberの集合絵にカゥルも入れてもらう事でしたよ。


■■■■■■今年作ったYouTube動画■■■■■■

・生CG劇場、その目的は?!【バーチャルYouTuber】

これが「バーチャルYouTuberよくばりセット」掲載を狙って改めて作ったYouTube版自己紹介動画。自分の最終的な目的はあくまでも自主制作SF作品「無重力都市ジーナイト」を成功させる事なので、その辺を誤解されないようにちゃんと動画内で無重力都市の事を紹介しました。
よくばりセットは無断転載方式だったのでカゥルの動画が転載されるかどうかは全く分からなかったんですけど、よくばりセットの「その8」で取り上げられました。そしてそれ以降はバーチャルYouTuber集合絵にカゥルを描いてもらえる事も増えたので、狙いは当たったのでした。
この動画を作らず、それまで通りニコ生配信だけやっていたらVTuberの仲間に入れてもらえなかったと思います。ギリギリ危ないところでしたw


・生CG劇場流ゲーム実況その1

カゥルのライブ配信では自分がプレイヤーキャラになっているゲーム、自分専用ゲームの実況もやっていて、それを改めて動画として編集したのがこれです。2018年の2月中に完成させたかったのですが、制作が遅れに遅れて完成は7月になってしまいました。

・生CG劇場流ゲーム実況その2

生CG劇場流ゲーム実況その1はゲームの世界に自分たちが入っていくという内容だったのに対し、その2は自分達の部屋にゲームを持ち出してくるというコンセプトでした。後半は無重力都市のネタに繋げています。無重力都市を作るのが第一の目的ですからね。
当初はその1その2、まとめて1本の動画にする予定でした。だからこの中のどうぶつタワーバトル風ゲームのあたりは今年の1月に用意していました。この動画も「バーチャルYouTuberよくばりセット」に入れてもらいたかったのです。
しかしその「バーチャルYouTuberよくばりセット」は2018年の3月で無くなってしまったのでした。おそらく無断転載だった事やニコ動でネガティブなコメントが付いたりする事を批判されたからだと思います。
よくばりセットは3月で無くなったのに「生CG劇場流ゲーム実況その2」が完成したのは11月。これは全く間に合いませんでしたね。もっとVTuberの波に乗る為に今年の前半は仕事を休んででも動画作りをするべきでした。しかし休みが取れなかったです。そこが心残りではあります。

・雪猫カゥルのテーマソング

このテーマソングは2016年にボカロネットという自動作曲サービスを使って作っていたものです。動画としては短い物だし、新たにセリフを入れる必要もなかったので数日で編集できました。もっと先にこれを作っておくべきだったかな?

今年力を入れて作ったのが↑これらの動画でした。あと去年までは毎週土曜日と日曜日にニコ生で配信していたところを、土曜日の配信はYouTube LIVEで配信するように変えたりしましたよ。

■■■■■■■■Twitter活動■■■■■■■■
それで動画作りにかける時間が足りなかったのと、カゥルの場合はYouTubeのチャンネル登録数よりもTwitterフォロワー数の伸びの方が大きかったので、
例年よりもTwitterのネタ画像に力を入れる事にしましたw
その中で一番拡散されたのがこのツイートです。


雪猫カゥルと直接関係があるネタが伸びたあたりが嬉しかったですね~。

■■■■■■■■VTuber関連本■■■■■■■■
CGWORLDのバーチャルYouTuber特集でカゥルの事を4ページも取り上げてもらえたのは予想外の成果でした。コンプティーク増刊のVティークVol.1にも少し載りましたよ。

そしてバーチャルYouTuber名鑑2018にも載ったのですが、この本の中では「バーチャルキャストCTOのMIROさん」がカゥルの名前を上げてくれていましたよ。MIROさんは長年ドワンゴで初音ミク関係のイベントを手掛けていた凄い方です。そのMIROさんが個人的に好きなVTuberとしてカゥルの名前も上げてくれたのです。嬉しいサプライズでした!


2018年はVTuberの波に乗るために時間を割いた年でした。そのおかげで少しカゥルの知名度が上がったと思います。
2019年は本命の作品「無重力都市ジーナイト」の制作を再開しますよ!  


Posted by 古葉雪丸 at 20:28Comments(0)生CG劇場