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2020年12月27日

2020年の振り返り

どうも!最近はカゥルかコロユキで活動することが多い雪丸です。2020年も年末になったのでこのブログに今年の個人的なトピックをまとめておきたいと思います。

■超ナマケット2020
2020年といえば新型コロナウイルスの影響が大きかった年です。元々の予定ではゴールデンウィーク前にニコニコ動画のリアル大規模イベント【ニコニコ超会議2020】が幕張メッセで開催されるはずでした。
しかしリアルで集まるイベントは中止になり、その代わりに【ニコニコネット超会議】というネットイベントがオンラインだけで行われる事になりました。
その中の1コーナー【超ナマケット2020】に雪猫カゥル&コロユキがゲストコメンテーターとして参加することになったのです。自分はニコニコ超会議は毎年一般のお客さんとして行ってましたが、出演者としての出番はあまりありませんでした。
しかしバーチャル生主は自宅に居ながらなんでもできるし、ナマケットという番組には何度も出場していたので今年のコロナ禍のような状況では力を発揮できます。それでニコニコネット超会議では久々に表舞台の出番が回ってきたというわけでしたよ。

↑これが超ナマケット2020でのカゥルとコロユキの出番を切り抜いた動画です。リアクション用に新しい小ネタを作って臨んだので期待に応えられたと思います。


■無重力都市、
Unity HDRP対応とリアルタイム3Dナナタ

今年も自主制作3DCG作品、無重力都市のモデリングをしゲームエンジンUnityでリアルタイム表示し、その進捗過程を毎週YouTube Liveで配信するというサイクルを続けました。特に今年はUnityのHDRP(High Definition Render Pipeline)という新しい表示モードに対応したので以前よりも光や質感がリアルになりました。
主人公のカガヤ・ナナタをUnityにインポートしてリアルタイムで動かせるようになったので、1枚の画像を作るのに何分もかけてレンダリングする必要がなくなりました。
Unity HDRPでは肌の質感もなかなか良い具合に表示してくれます。髪の毛のアルファ抜きはまだ綺麗にできないようなのでそこが問題ではありますが、レンダリング待ちしなくていいという昔から夢に見ていた3DCGの未来がついに到来したという感じです。

↑これが最近YouTube Liveで配信したものの録画です。
主人公の家の周囲がかなり出来てきました。宇宙人の街、無重力都市の中では地球の面影があるのはこの場所だけです。だからあえて家のデザインは古典的な記号のような形をしているし、地球の自然を思い起こさせる岩と植物を配置しています。
あと前まで無重力都市はジーナイという名前だったのですが【ジーナイ】に変えました。ジーナイトだとGoogle検索したときに他の作品もひっかかりますがジーナイクというネーミングはまだ他に存在していないようだからです。


■新PC購入

予定を1年早めて新しいPC本体を買いました。なぜなら自分がメインで使っている3DCGソフトのSoftimage2015が2021年の3月以降になると新しいPCにインストールできなくなるらしいからです。

オートデスクの新たなサポート体制「製品サポートライフサイクル」への移行

Autodeskのサポート体制が変更になり、4世代以前のバージョンだと「アクティベーションコードの再発行ができなくなるため、マシン変更などで再インストールが必要となった場合には使用できなくなってしまいます。」だそうですよ。
自分はSoftimageの永久ライセンスを持っているのですが、Softimageは2015が最終バージョンなのでどうしてもサポート対象外になってしまいました。
それでサポートが切れる前に新しいPCを買ってSoftimageをインストールしアクティベーションをしたというわけなのです。

新しいPCのスペックはこんな感じです。

CPU: Ryzen9 3900XT
GPU: GeForce RTX3070
RAM: 128GB
SSD1: 2TB
SSD2: 2TB
CPUクーラー: Noctua NH-U12S空冷
電源: 860W/80PLUS Platinum

いままではIntelのCPUを選んでいましたけど最近はAMDの方がコスパが良いようなのでRyzenにしました。
このPCが壊れる前にメインの3DCGソフトをSoftimageからMayaへ切り替える必要があります。
少なくとも無重力都市のメインキャラはMayaでボーンを入れ直してコントロールリグも設定し直し、アニメーションも作り直す必要があるのでなかなか大変な作業になりますね。


弓を遠くに飛ばすには強く引き絞らなければならない。高くジャンプするためには深くしゃがまなければならない。大きい動作をするにはその前にタメる予備動作が必要なのです。
来年の2021年は新しい制作フローに切り替えるための我慢の年になりそうです。  


Posted by 古葉雪丸 at 18:57Comments(0)思い出