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2008年01月21日

男子ブレザー制作中その2

年末から少しづつ時間をかけて男子ブレザー制服を制作しています
まだ完成までには、ちょっと時間がかかりそうなんですけど
市販の3DCGツールを使った自己流制作方法を書いておこうと思います


まずSecond Life公式サイトからダウンロードしたアバターの3Dモデルを
市販の3DCGツール、SOFTIMAGE XSIで開きます

男性用の服を作るんですけど、以前書いたように
公式サイトからダウンロードした男性モデルはUVがおかしくなっているので
女性モデルを加工して使います


男子ブレザー制作中その2
UVが歪まないように注意しながら胸を平らにして
レンダーマップを使いやすいように手足の角度を調整、
腕のテクスチャは右と左で同じ場所を共有しているので
左腕だけ表示します
あと体のくぼみとか幅とか結構、細かく色んな所を調整しました


男子ブレザー制作中その2
その素体に被せて服をモデリングします
(服のUV展開もこの段階でやっておきます)
XSIで、ここまで出来たら服をobj形式でエクスポートして


男子ブレザー制作中その2
ZBrushで読み込み、皺を作りこみます


男子ブレザー制作中その2
そのデータをもう一度XSIに送り返して
服のマテリアルとテクスチャ、ライティングの設定をします


男子ブレザー制作中その2
そしてXSIレンダマップ機能を使って
Second Lifeの素体モデルに服を焼付けます


男子ブレザー制作中その2
そうするとこんな感じになります


この制作方法の利点は
テクスチャの繋ぎ目を気にしないで作れる事と
写真素材がなくても、それなりにリアルな服を作れる事なので
本当は、ブレザー制服のような写真素材を用意できる服じゃなくて
現実には存在しないようなオリジナルデザインの服を作った方が利点を活かせるんですよね…


男子ブレザー制作中その2
もう一つ3DCGツールで1から服作りをする利点は
法線マップ(擬似的に凸凹を表現するためのテクスチャ)を作れるという事なんですけど
Second Lifeは法線マップを使えないので今の所は意味ないですね
将来はSecond Lifeも法線マップを使えるようになったらいいな~



このブレザーはまだ細部の調整をしたり、カラーバリエーションを作ったり
商品見本のボードを撮影したりしないとならないから
販売するのはもうちょっと先になりそうです



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Posted by 古葉雪丸 at 01:08│Comments(2)アバター制作
この記事へのコメント
( ̄ロ ̄ スゴイ 感動しちゃた.
Posted by Elec at 2008年01月24日 11:43
Elecさん、どうもありがとうございます!

この記事をアップした時は
いつもの6倍ぐらいアクセスがあって
びっくりしました(^ヮ^;) /
Posted by 雪丸(古葉流忍者)雪丸(古葉流忍者) at 2008年01月24日 23:41
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